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2016年12月12日 (月)

川の企画講座やりました!

こんにちは!

川ネットのたくやです。先日、今後の同窓会キャンプなどに向けた「川の企画講座」をやりました。
誰もがイベントの企画をでき、当日にその場その場のリーダーとして動ける思考を養おう、というのが目的です。


とはいえ、いろんなイベントをやってきた僕もこんな企画をやるのは初めて。なので、参加してくれた4人の反応を見ながらの探り探り、おそるおそるの講座でした。
まだまだ改善の余地があると思いましたが、手応えがあった部分もたくさんありました。ここで内容を報告しますね。


【講座①】川のイベントに必要なもの

まず、キャンプのイベントには「衣食住」ならぬ、「遊」「食」「住」という野外生活の3要素があるよ、という話をしました。

「遊」はカヌーや釣りなど遊びの道具、「食」はご飯を作る道具、「住」はテントやタープなど雨風から体を守るものです。
このそれぞれの場面を考えて道具を準備すると忘れ物を減らすことができます。


さて、ここで例題。
「5月の週末、中学生から社会人の10人が、鮎喰川のトイレがある河原で、ミニ同窓会キャンプをします。どんな道具が必要ですか?」
制限時間5分で書き出します。
ちなみに正解はありません。

<みんなの答え>

●たかひろ

テント、テントの下に敷くブルーシート、銀マット、寝袋、ガスコンロ、調理器具
シュノーケル、シャワーマシーン、ランタン、予定ボード、ガムテープ、チェキ(カメラ)、焚き火の薪


ランタンが出た時には、「あー忘れてた!」と思わず声を上げるたくやと琴子。僕は実際のキャンプでもランタンが頭から抜けていたこともあったのです。(←学んでない)


さすがキャンプ慣れしているたかひろ、そのほかにもブルーシートや薪など、忘れがちだけれど重要な道具をあげてますね。


●なつき

救急セット、ゴミ袋、椅子テーブル、ボロ布、ペン、はさみ、みんなが座れる敷物


救急セットで「あーそれ!」と再び。高校1年なのにちゃんと重要な点を考えてるなあ。
そのほか、ゴミ袋、ボロ布などは細かいけれどとても重要な点です。
こんな風に話し合っていると、準備物の精度がどんどん上がっていきます。

●琴子

今まで何度も同窓会キャンプの企画に携わってきた琴子です。
たくさんあったのですが、その中でも特徴的だったのが
「ライジャケ、カヌー、もり、セルビン。これだけあれば最低限の遊びはできる」という考え方でした。


遊び道具などは、持って行こうと思えばどれだけでも持っていけるのです。

でも運搬が大変すぎず、きちんと取り扱える「過不足ない」量を持っていくことが大切です。
琴子のデザインするキャンプでは、この4つの遊び道具は欠かせないという考えで、その上にどれだけの道具をプラスしていくかという点をみんなで話し合っていくことになりそうですね。


●たくや

「テント、銀マット、クーラーボックス」とか、一番面白みのないラインナップを出したのが僕です。しかも調理器具がまな板だけなどバランスも悪すぎ。2006年以来、ほぼずっと同窓会の企画をやってきましたが、つくづく今までいろんな人に助けられてきたんだなあと実感です。


みんなが出していなかった道具が「車2台」です。荷物の移送手段、人の移動手段として、イベントでは真っ先に考えるべき道具の一つが車なのです。問題の設定を「中学生から社会人の10人が参加」としたのも、社会人は車を使えると仮定したかったからです。


制限時間が5分だけなので、解答にはそれぞれの考え方や一番に考える分野が浮かび上がりました。
こうやって比較してみると楽しいですね。

【講座②】イベントに必要なヒト、組織

イベントの規模が大きくなるほど、それを運営する人が必要。またそれぞれの人を動かすための組織も必要になります。


例えば、川の学校でも約20人のスタッフが、MD、FD、CD、BS、KS、事務局といった役割に分かれて動いているという説明をしました。

さてここで例題2。

「8月の週末、約50人が参加する同窓会キャンプをします。そのイベントには何人のボランティアが必要だと思いますか?」
※同窓会では「みんなが参加者でみんなが運営者」という意識を持とうと、昨年から運営するスタッフをボランティアと呼ぶことにしています。

ちなみに2016年の同窓会は
リーダー 1人
現場(進行、川の安全管理、備品なども兼ねる) 6人
キッチン 2人
事務局 2人(当日は参加できず)
といった具合でした。ちなみにこれはかなりギリギリの人数です。

みんなの回答は10〜30人といった具合でした。
これも正解があるわけではありません。多ければ多いほど、ボランティアの負担が減り、彼ら自身も楽しめそうです。

さてここで、琴子から面白い考えが出ました。

「企画段階から関わる人が12人ぐらい。プラスして当日ボランティア」
と2種類で考えるというものです。

企画段階から関わっている人と、当日だけ手伝ってくれる人では、できることが違ってきます。
それを分けて考えています。なるほど。

ではそれを頭に入れたまま、次に進みましょう。

【講座③】イベントに必要な組織づくり

組織は大きくなればなるほど、全員の意思の疎通や意見の集約は難しくなります。
でも同窓会ならば、手伝ってくれる人は多い方が安全で楽しいキャンプができます。

そのために琴子の「企画段階から関わる人が12人ぐらい。プラスして当日ボランティア」という考え方は合理的です。

「独裁力 ビジネスパーソンのための権力学入門」(ディスカバー社)というすごい名前の本があるのですが、その本にリーダーを支える安定した組織づくりの必要性が説明されています。その本にはリーダーを中心として、階層的に支持者を集めることで、安定した組織が作れると説明されています。そんな内容を交えて琴子の案を検証しました。


さて、その組織を運営していくのが「リーダー」です。

「なぜか部下が納得する!リーダーのためのNLP心理学」(ソフトバンク文庫)という本には、リーダーは次のように定義されています。


Listen 聞く
Explain 説明する
Assist 助ける、援助する
Discuss 話し合う、討議する
Evaluate 評価する
Responce 応答する

※頭文字を取るとLEADERになります。


詳しい説明は省きますが、みんなの話を聞いたり、みんなで議論する場をつくったり、また他の人を物理的心理的に支えたりするのがリーダーの役目。全体に気を配り、積極的に意見を取り入れることが大切です。


キャンプにおけるリーダーとは1人ではありません。
もちろん、全体としての意思決定権者、責任者としての絶対的なリーダーがいますが、それ以外にもそれぞれの役割ごとや場所ごとに、リーダーは発生します。
なので僕はこのような講座を通して「誰もがリーダーになれること」が達成できたらと考えています。

ここで琴子が佐世保から連れてきたくまさんが、組織について興味深いことを言いました。
「リーダーから末端までの情報伝達経路を無視するとおかしいことになってしまう」。

彼は強固な組織の代表格、海上自衛隊員です。ソマリアにも行ったと言います。

例えば、全体のリーダーがいて、備品のリーダーがいて、一般の備品担当がいたとします。この中で一番の決定権を持つのが全体のリーダーです。

ですがこの人が一般の備品担当との話し合いで、備品に関連があることを決めてしまう、すなわち備品リーダーを飛ばして物事を決めてしまうと、現場も混乱するし、備品のリーダーのやる気を削ぐことにもなり、全体のモチベーションを下げることになってしまいます。
リーダーはそういうことにも気を配ることが必要そうです。


以上が川の学校3期スタッフ・ジョニーのクレープ屋さんで話をした内容です。
でもこれままだ一部で、今後も内容を磨き上げながらやっていければと思っています。


最終的な目標は同窓会キャンプの安定的に実施することと、それ以外にも川関連のいろんなイベントが生まれて行くことです。


(ちなみに同窓会ですが、「同窓会」という名前を変えようかという案が出ています。同窓会キャンプは川の学校の卒業生だけでなくもっと多くの人に川遊びに親しんでほしいと、その家族やその友達も参加できることにしていますが、「同窓会」という名前ではそんな人たちが参加がしにくいからです。)


例題を出してやったワークショップもなんどもやることで経験になり、また新しい視点も見つかると考えています。興味がある方は、次回もぜひご参加ください!

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写真 キャンプが終わって善入島に行ったの図。どんなにおしゃれなコートをきていても元川ガキたちは焚き火をせずにはいられないのだ!

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